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アーミッシュ

香山リカさんの本 「弱い自分を好きになる本」
を読みました

あとがきの中で「アーミッシュ」という人々の存在を知りました

あとがきを引用します

「先日、『アーミッシュの赦し』という不思議な本を読んだ。

 北米を中心に、強いキリスト教信仰に基づいて、電気も
自動車も電話も使わずに共同体でひっそりとくらしている
アーミッシュと呼ばれる人たちがいる。2006年、彼らの
村のひとつで信じがたい事件が起きた。隣の町から来たアーミッシュ
ではない青年が銃を乱射し、5人の女生徒が射殺されたのだ。

 惨劇に村は悲しみに沈んだのだが、驚くべきはその後、彼らが
取った行動だった。村の人々は、殺害された少女たちの葬儀と
同じように、犯行のあと自殺した犯人の葬儀にも参列した。そして、
犯人の妻子に「あなたたちに恨みはない」と言葉少なに語り、
その後のサポートまで約束したというのだ。アメリカ全土が、その
話に胸を打たれたという。

 なぜ、アーミッシュの人々は仲間を奪った青年や家族を赦した
のか、「それは神の教えのため」と彼らは遠慮がちに述べるだけ
なのだが、そこにはある種の「弱さ」が関係していることは明らか
だろう。

 とにかく前に前に、と進もうとするアメリカ社会の中で、
アーミッシュの村は取り残されたように静かに昔の生活様式を守り
続ける。考えようによっては、彼らはこの資本主義社会や情報社会の
中では、「負け組」とも言える。

 しかし、強くないために競争に負けているからこそ、彼らはここ
まで徹底的なやさしさを身につけ、本当に慈悲深い人たちとして、
”強いアメリカ人”にまで新鮮な感動を与えることができたのでは
ないだろうか。

 もちろん、私たちはアーミッシュの人たちのように生きることは
できない。しかし、この弱さから、気づくこと、学ぶことは多く
あるはずだ。

 そして、もし自分が傷ついたり落ち込んだりしたときにそばに
いてほしいのは、いつも前向きで明るく強気な人だろうか、それとも、
弱いけれどやさしく赦し、そばに寄り添ってくれるアーミッシュの
ような人だろうか。

 前向き思考、競争や成長のすすめ、強い意志。そんな本ばかりある
のって、おかしいのではないだろうか。ここ数年、私が持っていた疑問
を、長いおつき合いの朝日新聞出版の桑原渓一さんに話したら、「私も
そう思います」と即座に同意してくれた。そして、弱い人たちに「強く
ならなくてよい。弱い自分をまず好きになって」というメッセージを
送る本を作ろう、という話がまとまり、生まれたのが本書だ。
 ( 略 )

 強いばかりは、もうたくさん。これからは、弱い人たちが輝く時代。
私のこの思いが、多くの人たちにも伝わることを祈っている。」


「アーミッシュの赦し」っていう本も 図書館で借りて
読んでみました
そして思ったのは
アメリカ全土がその話に胸を打たれたということですが
それほどのことではないような気がしました

アーミッシュの生き方は
真の仏教徒の生き方に近いのでは と

また 今まで
優しさは強さによって支えられていると思っていましたが
よく考えれば 強いだけの人はいるはずもなく
誰でも弱みがあるはず

実は 弱さこそが 優しさの源ではないかと
思えてきました

そう考えれば
昔先輩から言われた
「自分の弱いところを上手く使うようにしたら良い」
ということも 理解できるような気がします
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by wakosaitama | 2010-11-06 10:59 | こころ | Comments(2)
Commented by suwanagano at 2010-11-07 00:48
こんばんわ! 雪テンプレートかわいいですね
アーミッシュときいて、反応しました
私の永遠の恋人、ハリソンフォード主演の目撃者、ご覧になりましたでしょうか
ここでアーミッシュの女性と恋に落ちるのですが、この中での、ダンスシーンが、なんともかんとも、私大好きでありまして
アーミッシュの暮らしや思い、などがきちんと表現されている映画としても有名になりました
さて
本題
弱いこと、苦しいこと、辛いことを経験した人ほどに慈悲深くなると教えられています
何事も経験して、人間の幅と深さが増していくのでしょう
父が亡くなる時、最後に担当してくださったお医者様が、お母様を亡くされ医学の道に進んだことを父と私に話してくださり、父が亡くなった時、玄関まで見送ってくれました
弱いこと、辛い事、たくさん経験して、優しい人間になりたいですね それが強い人間に知らずと成長していくような気がします
^o^
Commented by wakosaitama at 2010-11-09 21:26
レスが遅くなりましてごめんなさい
アーミッシュ ご存知でしたか 映画もあるんですね
観てみようかな(^ ^
さて

>何事も経験して、人間の幅と深さが増していくのでしょう
そうですね 自分はまだまだですが(^ ^;

>父が亡くなる時、最後に担当してくださったお医者様が、
>お母様を亡くされ医学の道に進んだことを父と私に話して
>くださり、父が亡くなった時、玄関まで見送ってくれました
12月が近くなるこの時期suwanaganoさんには
せつない時期でしょうか
でも 毎年お父様のことを 思い出すことは とても大切な
こと 決して忘れられない大切な人 が いることは
とても素敵なことではないでしょうか
きっといつも見守ってくれていますね
慈しみの目で 見守られていればこそ
弱いこと 辛いこと 経験でき いつのまにか
成長できるのでしょう わたしもそんな気がします^o^
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